「取り敢えずこのプランで契約して、打合せしながら直して行きましょう!」
っと言う台詞 …オヤ?
なにかおかしくないですか!
完成した形が決まってないのに契約ですか?!
普通のビジネスにおいて
理解できない行為ですね。
あるハウスメーカーの打ち合わせ時に
こう言われたと相談されたことがあります。
最近は大分へっては来たようですが
以前は、よくあったようです。
疑問に思っている方が大半です。
そりゃそうですよね…
お施主さまは疑問に思っていても
売る側の営業マンは疑問に思ってないようです。
若しくは、おかしいことに気付いていても
そうしないと成績が伸びないのでやっているのかもしれません。
高い買い物をするのに、
こんないい加減な契約でいいのでしょうか?
完成後、または工事中のトラブルの原因のほとんどは
ここにあると言っても言い過ぎではないと思います。
そのおおくは金銭的なトラブルです。
- お施主様の要望した形にするならば○○万円の追加です。
- その仕様はオプションなので○○万円の追加です。
- 外構工事は見積もりに入っておりません。
工事するなら○○万円の追加です。 - 前面道路まで水道管がきてませんでした、
大きな通りから引っ張ってくるので○○○万円の追加です。
この様な事を言われたという話はよく耳にします。
取り敢えずのプランは、
取り合敢えずの見積もりです。
最終的な総額ではありません。
そもそも、お施主様の承認を得られた図面もないのに、
契約というのはあり得ないのです。
図面がないなら、見積もりも出ません。
設計図書というのは、
工事に使う目的の他に
見積を出す為に存在します。
むしろ、こちらの方が大切です。
契約は、
納得のいくプランと
詳細な見積り書を
見てから行いましょう。
家の契約は、大きなイベントです。
テンション上がるのはしょうがないです。
しかし、一度冷静になって下さい。
設計図書や見積者を渡されたら
その場では契約しないで
一度、ご自宅に持ち帰って下さい。
確定した(?)図面を渡されたその日に契約という事が
そもそも、おかしいのです。
強引に若しくは、言葉巧みに
契約を迫られるようでしたら
その会社との取引はやめてしまったほうがいいでしょう。
今日まで値引き!のようなキャンペーンをチラつかせきたら
上司に掛け合ってもらって、延長してもらう事ができるか
確認してもらって下さい。
売り手側は、何がなんでも売りたいので
意外にOKになるかもしれません。
キャンペーンは社内的なものです。
法律が絡んでいるものでもなんでもありません。
決済権のある誰かの裁量で変更できるかもしれません。
あまりにも理不尽な方法で契約を迫られるようでしたら、
さようなら!っと席を立ってしまうほうがいいでしょう。