expand_less 自己紹介 ( 豊田一級建築士事務所の代表、豊田安 ) 

自己紹介

こんにちは、豊田安です。
”安”一文字で『やすし』と読みます。

”豊”で”安らぎ”のある家を建てていくことを
モットーに頑張っております。

誕生

僕が産まれたのは1970年、
雪の降る朝に誕生いたしました。
茨城県の最西端にある、
古河市という田舎町で生まれました。

茨城は『いばらぎ』ではなく『いばらき』です。
ですが、茨城県県民は、ちょっと訛りが個性的なため
本人は『いばらき』と発音しているつもりでも、
『いばらぎ』と濁って聞こえるようです。

古河は『こが』と読みます。
『ふるかわ』という大企業があるので
そちらの印象が強く、
『ふるかわし』と読まれることが多いです。

学校

高校を卒業した後に、
東京都北区にある建築の専門学校
中央工学校』にて建築設計を学びました。

ひとクラスに男ばかり110人という
恐ろしい環境でひたすら建築の勉強をしました。

カリキュラムはとても厳しく3割~4割の生徒が
卒業できずにいなくなってました。

課題提出の前夜は徹夜する友人が多く、
提出日はクラス中が妙なテンションに
なっていたのを覚えてます。

辛い日々でしたが今となっては、いい思い出です。

資格

卒業後は建築設計事務所を中心に、
いくつかの会社にお世話になりました。

最初にお世話になった設計事務所の所長が
資格試験学校の講師もしていたことから
業務中にも試験勉強を教えて頂き、
23歳で二級建築士の資格を
25歳で一級建築士を取得することができました。
超恵まれた環境でした。ありがたい話です。

その後、一級建築施工管理技士の資格もとりましたが
何歳の時に取得したかは、覚えてません^^

海外

30歳目前で1年ほど海外で
勉強、いや遊んできてきました。

国によって、家に対する考え方はさまざまです。

僕が1年暮らしたニュージーランドは、
DIYが基本なので、なんでも自分で直します。
なので、プロじゃなくても直せるように
造られていました。
設備配管等は露出にしてあるところ多かったです。

壁はペンキ塗りが多く
飽きてくると、塗りかえて
がらっと違う雰囲気にしてしまいます。

職歴

設計以外の仕事もしましたが、
いずれも建築関係です。

現場監督や、店舗内装、
そして職人もやりました。

職人の時は、店舗の入り口に使われる大きなサッシや
自動ドアを扱っていました。
打合せから始まり、設計、組み立て、取付と
あらゆる工程に携われた事はとても勉強になりました。

もし設計しかやってこなかったとしたら、
触れる事のなかった物作りの基本を学べたことは、
今、こうして建築設計の仕事をする上でも大変役にたっています。

規格商品をメインに販売していた会社にお世話になっていたこともあります。
設計課に所属していたのですが、設計はしていません。

では、何をしていたのかと言いますと、営業さんが持ってきた土地に
自社のどの商品が入るのか、という検討です。

営業さんは土地の上に配置された規格物の家をお施主さんのところへ
持っていきプレゼンするのです。

沢山いる営業さんが、いくつもいくつも案件をもってくるので、
ひたすら配置するのが設計の仕事でした。

お施主様にお会いして打合せすることはありませんでした、
お施主様に会うのは、
営業さんに頼まれて商品の説明に行く時と、
契約の時くらいです。

営業さんが、不正なことをしていないかを確認するという
任務も兼ねて同席します。

契約したら、外注の設計事務所に確認申請の業務を手配します。
配置検討と外注手配、これが設計課員の仕事です。

その会社には、一級建築士の資格を持った社員もいっぱいいました。
しかし、設計をしている社員は殆どいません。

設計らしき仕事をしているのは、本社の商品開発部だけです。
しかし、その商品にはお施主様不在です。
万人受けするであろう、退屈な間取りをつくり続けています。

お給料はめっちゃ良かったです。
自分史上最高の収入を得ていました。

しかし、僕にはむいていませんでした。
『建築士としてのプライドを捨てて、金に魂を売ったんだ!』
と開き直って勤め続けている先輩方もいましたが
僕にはどうしても馴染めませんでした。

しかし、勉強させて頂いたことも沢山ありますので、
無駄ではなったと思っています。

独立

いくつかの会社にお世話になった後に、
埼玉県所沢市にて、建築設計事務所を開設。
数年後、現在の地、東京都三鷹市に移転。

勤めている頃は、
お施主様に会うとこが少なったのですが、
自分で設計事務所を開設してからは、
お施主様に密にお会いして、とことんお話します。

家のこと以外のお話もいっぱいします。
家づくりとは関係のない話から、
アイデアがでてくることは少なくありません。

お仕事の話から帰宅時間の話になり、
旦那様が帰宅時に家族を起こさないような
配慮をした間取りにしたり。

友人を招くのがお好きなようでしたら、
応接空間とプライベート空間を明確に区切ったり。

お施主様と、いっぱいお話させて頂いたから
ご提案できることが沢山あります。

趣味のお話等は特にそうです。

「そんな趣味がおありなら、
ここに、こういう空間を確保しておきましょう!」

「趣味に使う道具はここに置くのがベストですね。
メンテナンスするには、場所が必要ですね!」

「どろどろで帰ってくるわけですね。
帰宅後は、外から直にお風呂に入りたいのでは?」



「趣味に使いたい部屋があるのですか、じゃここが趣味部屋。」
”はい一部屋決定”ということにはなりません。

プライベートな事はあまり話したくないという方もおります。
最初の顔合わせのときは、そのように言われるお施主様も
回を重ねると、お施主様のほうからいろいろとお話してくれます。
それからのお打合せの方がスムーズに運びますし、
なにより、楽しく打合せできますし、いい家ができます。

実際に建物を利用される方と直に会えることは
僕にとってとても楽しい時間です。

お施主さんの夢を聞き、
それに少しでも近づけられるように知恵をしぼって図面を描く。
そのプロセスがとても好きなんです。

あなたの理想の住まい方をお聞かせ下さい。
家を作るという事は、材料を切り貼りして、
はい出来上がり!というものではありません。

どのように暮らして行きたいのか、
どのように家族と関わっていきたいのか、
友人や親類、ご近所との付き合い方、
今の生活、将来の生活、
目には見えないとても多くの要素を
組み合わせて創っていくものです。

そして、不安に感じていることを
お聞かせください。
『こうしたい!』という具体的な思いに至る前には
必ず、何らかの不安が隠れています。
その不安の解決策としてご自身がだした答えが
『こうしたい!』と具体化したものです。

具体的な形をお聞かせ頂けるのもいいのですが
根本に何があるのかをつきとめることによって
より良い方法をご提示できるかもしれません。

お施主様本人も気付いていない本当の欲求を
探っていくのも、設計士の仕事のひとつです。

自分が『こうしたい!』とお願いして造ってもらったのに
住み始めたら何か違う…というのは、
このようなところまで踏み込んでプランしないからだと
僕は思います。

いつか、あなたと一緒に
理想の家を創ることを
願っております。

長くなってしまいましたので、
自己紹介のページはこれでお仕舞にします。
まだまだ伝えたいことはいっぱいあります。
それは、ブログにて小出しにしていきたいと思います。
物件の紹介ページの中にも散りばめられておりますので、
そちらもご確認下さい。

意見

ご意見、ご相談等がございましたら、
コメント欄にお書き下さい。

他の方には、読まれないようにしてありますので、
安心してご記入ください。

よろければ、こちらもご覧ください。

当事務所はお施主様にとってメンドクサイ事務所です。
当事務所は、お施主様にお願いする事柄がとても多いです。とにかく設計に関わってもらいます。引きづり込む感じです。

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